浮気調査の報告書で重要な調査報告書とは?

探偵に依頼する前に注意したい浮気調査の報告書の重要性

配偶者の浮気が発覚したとき、あなたならどうしますか?

離婚したい、慰謝料を請求したい、と考える人も多いのではないでしょうか?


不倫が原因で離婚をする場合、しっかりした証拠さえあれば慰謝料を請求することは難しくありません。


不倫の慰謝料の相場は50万~300万円ほどだと言われています。


では、不倫の証拠をゲットするためには、どのようにすれば良いでしょうか?


自分で証拠を集める、という方法もありますが、裁判などで有効になる証拠は、ラブホテルへの出入り写真や浮気相手の自宅への出入り写真など、肉体関係があるとはっきり示すものであり、なかなか個人では入手が難しいと言えます。


そこで、考えられるのが、探偵への依頼です。探偵は浮気調査をし、報告書を作成してくれます。


その報告書を裁判所に提出することで、慰謝料請求などをスムーズに行うことができるというわけです。

探偵の浮気調査報告書。使えるものと使えないものとの違いは?

ただし、どんな報告書でもいいというわけではありません。


浮気調査の報告書には使えるものと使えないものがあります。

ここでは、簡単にその違いを確認しておきましょう。


1.画質の鮮明さ

もっとも大切なのは、証拠の鮮明さです。


対象者と浮気相手がラブホテルに出入りしている写真をゲットできたとしても、相手の顔が不鮮明だったり、ブレていたりしたら証拠としての効力を失います。


プロの探偵は、暗視レンズの使い暗闇でもしっかりと撮影できる機材を利用しています。


2.必要情報が記載されているか

調査報告書には、必要事項がきっちりと書かれている必要があります。


何日の何時にどこで撮影された証拠か、など、信用に足る情報が書かれている必要があるのです。

写真はあるけれど、どこでいつ撮ったものかは不明、という状態では、証拠としての効力が弱まってしまいます。


3. 裁判で使えるしっかりした証拠が記載されているか

慰謝料請求の対象となるのは、不貞行為、つまり肉体関係を伴った浮気に限ります。


ということはつまり、対象者と浮気相手が、お茶をしている写真や、手をつないでいる写真などでは、弱いということです。


そういった証拠しかそろっていないと、「たしかにデートはしていたけれど、一線は超えていない」と言い逃れされてしまう可能性があるのです。


4.不貞行為を知ってから3年以内に出されたものか

慰謝料請求の時効は、不貞行為を知ってから3年以内です。


3年以上前に調査をしていて、月日が過ぎてから、やっぱり慰謝料を請求したい、となってもすでに時効がきてしまっているケースもあるのです。


探偵から浮気調査の報告書がきたら、チェックすべきポイントとは?

次に、探偵から浮気調査の報告書がきたときにチェックすべきポイントについてもみていきましょう。

1.住所

調査報告書には、対象者および浮気相手が訪れた場所の住所が記載されています。

その住所に建物が本当に存在しているのか、グーグルマップなどを使って確認しておきましょう。

2. 時間

報告書には、細かく調査した時間が記載されています。

調査時間に矛盾はないか、しっかり確認しておきましょう。

3. 日付

報告書には調査が行われた日付が必ず記載されています。

間違いがないかも確認しましょう。


4. 概要

調査報告書には、対象者や浮気の情報の概要が記載されています。

概要が正確に記載されているかもチェックしておきましょう。

探偵に正式に依頼する前に確認しておきたいこととは?

さいごに、探偵に正式に依頼する前に確認しておくべきことについても確認しておきましょう。

1. 行政処分の有無

探偵事務所選びは大切です。
警視庁のHPにて、行政処分を受けていないか、を確認しておきましょう。

2. 実績

探偵には、それぞれの専門分野があります。

浮気調査が得意で、実績も豊富な探偵を選びましょう。

3. 調査報告書のサンプル

複数の探偵事務所に出向き、調査報告書のサンプルを見せてもらいましょう。

しっかりした調査報告書を出してくれる探偵を選びましょう。

4. 契約書

契約書は入念にチェックしましょう。

とくにキャンセル料が発生するか、途中解約は可能か、などが記載されているかは要チェックです。

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