浮気調査に必要な探偵の人数と探偵選びの注意点

浮気調査を行う最適な人数とは?悪徳探偵の人数の水増しに注意!

配偶者に浮気疑惑が持ち上がったとき、あなたなら、どうしますか?


自分で調べてみて、証拠を掴むことができなかったら、探偵に依頼する、という人も多いのではないでしょうか?


探偵に依頼すると浮気の証拠をつかんでもらえる可能性があります。


浮気の確固たる証拠(ラブホテルへの出入り写真や浮気相手の自宅への出入り写真など)を入手することができれば、慰謝料を請求することができます。


ただし、探偵に依頼するときには、気をつけなければならないこともあります。

それは、悪徳探偵による、調査員の水増し請求です。


調査員の水増し請求とは?

「調査員の水増し請求って?」不思議に思われる方も多いでしょう。


なぜ調査員を水増しして請求するのか、それは、調査員の数が多い方が、高額な浮気調査費用を請求することが可能だからです。


浮気調査の料金は、探偵事務所によって異なります。定額パックプランを導入している探偵事務所もあります。多いのは、時間制のプランです。


たとえば、一時間1万円の調査員を2名で、5日間5時間にわたり、調査を行い、証拠をつかんだとします。


そうなると、1万円×2名×5日間×5時間=50万円プラス諸経費、となります。


これが、調査員4名になるとどうでしょうか。

1万円×4名×5日間×5時間=100万円プラス諸経費となります。


調査員を水増しして請求することで、一気に高額請求に変えてしまうことができる、というわけです。

浮気調査に探偵(調査員)は何人必要?

ところで、そもそも浮気調査には調査員は何名程度必要なのでしょうか。


調査内容にもよりますが、多いのは2?3名です。1名であれば、尾行や張り込みなどのさいに見失ってしまう可能性があります。


理由もなく、調査員を5名、6名と増やされる場合は怪しいとみていいでしょう。

調査員が多く必要な浮気調査のケースとは?

次に、調査員が多くなりがちな浮気調査のケースをみていきましょう。


1. ホテルの出入り口が3つ以上ある場合

ホテルに張り込みをする際、出入り口が3つ以上ある場合は、確実に証拠を押さえたいときには、3人以上の調査員が必要となります。


2.調査対象者の警戒心が非常に強い場合

たとえば、妻が夫の浮気調査を探偵に依頼したとします。


妻が浮気を疑っていることを夫は感づいているとします。

そうした場合は、調査対象者は、どうにかしてバレないように、とこそこそと浮気をすることになります。


調査対象者の警戒心が高ければ高いほど、調査の難易度は上がりますから、調査員を多く必要とするケースも出てきます。



3.調査対象者だけでなく浮気相手の素性を調べる場合

浮気相手が誰かが分かっていないケースで、調査対象者だけではなく、浮気相手の素性を調べる必要がある場合は、2チームに分けて動く必要があります。


その場合は、必然的に調査員の数は多くなります。


悪徳探偵の調査員水増しの手口と、ひっかからないための探偵事務所選び

悪徳探偵は、調査員を水増しして請求することがあります。


たとえば、4人で調査する、と依頼者に伝えておいて、4人分の人件費を請求しておきながら、実質は2名しか稼働していなかった、などのケースです。


こういった被害は避けたいですよね。

被害を避けるためには、悪徳探偵ではない、きちんとした探偵事務所を選ぶ必要があります


きちんとした探偵事務所を選ぶために気をつけておくべきことは4つあります。


1.誇大広告を信じない

「どこよりも安い」「100パーセント浮気の証拠をつかみます」など、誇大広告をしている探偵事務所は誠実とは言えませんので、ひっかからないようにしましょう。


2.行政処分を受けていないか

探偵事務所が法に引っかかるようなことをしでかした場合、行政処分を下され、一定期間営業できなくなったりします。


行政処分を受けた過去がないか、はネットで調べれば分かりますので、行政処分を受けていない探偵事務所を選びましょう

3.比較検討する

探偵事務所選びは、億劫かもしれませんが、いくつかの事務所に足を運び、対応などを比較検討して選びましょう


4.調査報告書を見せてもらう

探偵に浮気調査をしてもらったら、探偵は、調査報告書を作成します。

実際の調査では、どういった調査報告書が出されるのか、を事前に確認しておきましょう。


5.弁護士に相談する

離婚も視野に入れて弁護士に相談している場合は、探偵事務所と契約する際の契約書を確認してもらうなど、アドバイスをもらいましょう。


さいごに

探偵事務所に浮気調査を依頼するさいに気をつけたい、調査員の水増し請求についてご紹介しました。


調査の内容によっては正当に調査員の人数が増えることもあります。


提示された調査員の人数が適切なものかどうかをご自身でもよく考えて、納得できなければ他の探偵事務所にも相談してみるなど、探偵事務所選びは慎重におこないましょう。


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